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古代ローマコイン/ギリシャコイン/古銭販売のH&Aコインズ

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「ロマーヌスの本棚」
古代ローマ・ギリシャ関連の当店おすすめ本を集めたバーチャル本棚です。


私、ロマーヌスが「貨幣でわかる世界史」の監修に参加しました。
ローマコインやギリシャコインなどの貨幣や歴史などをわかりやすく扱った本です。


※注意
上記は「Roman Coins and Their Values 供廚任后
ローマ帝政期のネルヴァ帝〜アレキサンデル・セヴェルス帝のコインを扱っています。



共和政のコインから帝政末期までのコインを扱っています。各皇帝のコインについて、それぞれの解説がされており、入門書として最適です。




2巻ある中の1巻目で、古代ギリシャコインのヨーロッパ側のものを扱っているカタログです。各都市や時代にどんなコインがあったかがわかるので、とても参考になります。


古代コインの歴史

1、コインのはじまり

 今日世界中の国々であたりまえのように使われているコインは、古代文明の歴史のなかでも比較的遅くに誕生したものです。

 正確にいつ誕生したものであるかは定かではありませんが、前5世紀のギリシアの歴史家ヘロドトスが「リディア人はわれわれの知る限りでは、金銀の貨幣を鋳造して使用した最初の民族である。」(「歴史」より)と言っているように、紀元前7世紀末の小アジアに建国されたリディア王国のギゲス王のものが最初と言われています。
つまり紀元前4000年からの歴史を持つ古代エジプト、メソポタミアやインダス、中国でもそれまではコインがなかったことになります。


 この世界最初のコインはエレクトラム貨(金73%銀27%の自然合金をエレクトラムということから)と呼ばれるもので、リディア王国の中心地サルディスを流れるパクトロス川から採れたエレクトラムから作られたといわれています。
その後すぐに周囲の国にコインの便利さが広まり、アケメネス朝ペルシャ、アテネなどのギリシア各都市でコインが発行されるようになりました。



2,コインの発展

 各地で作られたコインは大きさ、重さがバラバラでした。同じギリシャのドラクマ貨でもアテネのものは4.3gコリントのものは2.9gという具合でした。

それを解消したのは紀元前4世紀アレキサンダー大王が築いたギリシアからインドまでの大帝国でした。大王は広大な帝国内の金銀を集めてコインを発行し、この広大な地域全体でコインの重さ、大きさ、金貨と銀貨の交換比が統一されました。これにより今日の社会にあるような貨幣社会の基礎とも呼ぶべき経済圏ができました。


 その後この経済圏はローマ帝国に継承されていきます。古代ローマでは紀元前3世紀になってはじめて自国のコインが発行されます。
古代ローマがローマ帝国に拡大していくのと同時に貨幣社会も発展していきます。



3、ローマ帝国のコイン

 共和政ローマでは前290年ころから、銅貨が作られます。アス、セミス(1/2アス)トリエンス(1/3アス)、クヮダランス(1/4アス)などの銅貨です。1アスは12オンス約324gでした。(詳しくはコインの種類の章を参照)

 ついで前280年頃には2ドラクマ銀貨が、第2次ポエニ戦争中(前218〜201年)の前211年にはデナリウス銀貨が発行されます。

 1デナリウスは2クィナリウス、10アスの交換価値を持ちます。代表的な図柄は武装した女神ローマのものです。この頃からローマは良質の銀貨を広く流通させる力を持つようになりました。

 その後、前80年ころにはローマの力の高まりを示すように、アウレウス金貨(ただし記念コインとして)が発行され、ローマは自前の金貨をもつようにもなりました。

 ローマ帝政期にはアウグストゥスにより通貨制度が改革され、1アウレウス金貨=25デナリウス銀貨=100セステルティウス銅貨という交換比率を制度化します。これにより信頼の置ける基軸通貨の確立がなされ、以後約300年にわたり広大なローマ帝国全域でローマのコインは流通し、経済発展のインフラとなりました。



  4、ローマ帝政期のコイン発行地

古代ローマ帝政期コイン発行地

 帝政期はローマを中心として、属州各地でコインが発行されました。ギリシャやエジプトなどの地域では属州貨も同時に発行されていました。

コイン発行地の略字
(ただし発行地のミントマークのある場合なので帝政後期の略字です。コンスタンティヌス大帝前後の銅貨に多く刻まれています。)

Alexandria(アレキサンドリア):AL,ALE,SMAL
後294年〜後474年頃まで

Ambianum(アンビアヌム) :AMB
フランスのアミアン。後350年〜後353年

Antiochia(アンティオキア) :AN,ANT,ANTOB,SMAN
後484年〜後488年

Aquileia(アクィレイア) :AQ,AQVIL,AQQB,AQPS,SMAN
イタリアのウディネ。後294年〜後425年

Arlate (アルラテ):A,AR,ARL,CON,CONST,KON,KONSTAN
フランスのアルル。後313年〜後476年

Barcino (バルキノ):SMBA
スペインのバルセロナ。後410年〜後411年

Camulodunum (カムロドゥヌム):C,CL
イギリスのコルチェスター。後287年〜後296年

Cartage (カルタゴ):K,PK,KART
チュニスの近く。後296年〜311年

Constantinople (コンスタンティノープル):C,CP,CON,CONS,CONSP,CONOB
トルコのイスタンブール。後326年〜?

Cyzicus(キジクス) :CM,CVZ,CVZIC,CUZIKEN,K,KV,MK,MKV,SMK
トルコのベルキス。後474〜後491年

Heraclea(ヘラクレア) :H,HT,HERACL,SMH,SMHT
トルコのエレグリ。後291年〜後474年

Londinium (ロンディニウム):L,ML,MLN,MSL,PLN,PLON,AVG,AVGOB,AVGPS
イギリスのロンドン。後287年〜後325年

Lugdunum (ルグドゥヌム):LG,LP,LVG,LVGD,LVGPS,PL,PLG
フランスのリヨン。?〜後418年

Mediolanum(メディオラヌム) :MD,MDOB,MDPS,MED
イタリアのミラノ。後352年〜後491年

Nicomedia(ニコメディア) :MN,NIC,NICO,NIK,SMN
トルコのイスミット。後294年〜後491年

Ostia (オスティア):MOST,POST
?〜後313年

Ravenna(ラヴェンナ) :RV,RVPS
後402年〜後491年

Roma(ローマ) :CORMOB,R,RM,RMPS,ROMA,ROMOB,SMR,VRBROM
後474〜後491年。

Serdica(セルディカ) :SMSD,SER
ブルガリアのソフィア。後303年〜後314年

Sirnium(シルニウム) :SIRM,SOROB,SM
ユーゴスラヴィアのスレムスカ。後320年〜後379年

Siscia(シスキア) :SIS,SISC,SISPS,SM
ユーゴスラヴィアのシサク。?〜後408年

Thessalonica(テッサロニカ) :CHES,COM,COMOB,SMTS,TS,TES,TESA,TESOB,THES,THS,THSOB
ギリシャのテッサロニキ。?〜後491年

Ticinum(ティキヌム) :SMT,T
イタリアのパヴィア。?〜後326年

Treveri / Augusuta Treverorum (アウグスタ・トレヴェロルム):SMTR,TR,TRIOB,TRMS,TROB,TROBS,TRPS
ドイツのトリーア。後291年〜後420年頃。



※以上の発行地に記載している年号はその期間にしか発行されなかったということではなく、ミントマークが使用された期間を指しますのでご注意ください。
内容は「Roman Coins and Their Values」他を参考にしています

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ロマーヌス
ブログ紹介
「古代ローマ」・・・その果てしないロマンを追い求めるためライフワークとして、古代ローマ・ギリシャコインの専門店「H&A Coins」を開店しました。

ブログの方では私個人の集めた古代ローマ情報、趣味のミュージアム巡り、書籍などを公開していきたいと思います


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